太陽光について
5月に入り、ここ数日暑い日が続いていますね。エアコンが必須のシーズンになってきましたね。電気代がかさむ季節ですね・・・。
我が家も犬がいるので、エアコンつけっぱなしが必須の時期が来ました。
お家の打ち合わせをするときに「太陽光」ってどうなの?というお声をよくいただきますので今回は太陽光についてご説明いたします!
ちなみに4月のニュースでは東京都では都心の温室効果ガスを令和12年(2030年までに)50%削減することを目指し、来年4月から新築住宅などを対象に太陽光パネル設置の義務化となりました。
まだ熊本ではそういった動きはありませんが、もしかしたら近い将来義務化・・・ということもありますね。
太陽光ってどんな仕組み?
太陽光で発電したものを、接続箱からパワーコンディショナーに伝わっていきます。
それが分電盤に送られ、家庭で使われる電気にうつります。
日中発電している分は家庭の電気として使用できますが、不在の時はこの発電した分は九州電力さんへ売電することが可能です。
これをFIT制度と呼びます。
FIT制度って何?
FIT制度とは、再生可能エネルギ―(再エネ)電気の固定価格買取制度のことです。
政府が定めた一定の価格(調達か買う)で、一定の期間にわたって再エネ電気を必ず買い取ることを保証しています。今年の価格で行くと10kw未満の方は16円が売電の単価となります。
FIT制度の期間は10年間となり、電力買取価格が保証されています。
このFIT制度が終わった後は単価は下がりますが、売電収入は続いていきます。
太陽光の購入の仕方は何があるの?
①買取型
住宅ローンに入れて太陽光パネルをすべて購入するタイプです。
メリットとしては住宅ローンの中に組み込めるので月々のお支払いを35年で抑えていけます。
FIT制度も利用できます。
②リース型
太陽光パネルを15年間にわたって分割払いをして太陽光を利用していきます。
メリットとしては住宅ローンの借入額を抑えていけるので、他のオプションにご予算を回していくことも可能です。FIT制度も利用できるので10年間の売電収入も見込めます。
デメリットとしては買取に比べて少し割高になってしまうというところと返済が2回滞ってしまうと没収されてしまいます。
③屋根貸し型
太陽光パネルを10年間にわたって分割払いをして太陽光を利用していきます。
こちらもメリットとしては月額のお支払いになるので、住宅ローンの借入額を抑えていくことができます。
デメリットとしては日中不在で発電した電気代については契約している会社さんへ渡さないといけないので売電収入はありません。ただし日中お家にいる方は発電した電気を使用することができます。
10年目以降は支払いが終わっているので、その後の余剰売電収入はもらえる形になります。
どのタイプが自分に合っているのかお家づくりをご検討中の方はぜひご相談くださいませ👐
あめいろ工務店 坂口彩華