週刊飴色【第172回】テレンス・コンラン展

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いつもあめいろ工務店のブログをご覧いただきありがとうございます👐

今回のブログは工務、中村がお届けいたします。

今回は先月の末ごろに弾丸で行った福岡市美術館の展示について書きたいと思います。

イギリスで「サー」の称号を与えられたプロダクトデザイナー、テレンス・コンランの生涯についての展示で、コンランのデザインしたプロダクトや店舗等の再現が数多く再現されたとても勉強になり、ワクワクする展示になっていました!

 入口がこんな感じです。

日頃私たちが家づくりの際に使用する足場の単管がここまで違った雰囲気を醸し出すのかと感動してここで写真を10枚くらい撮ってしまいました(笑)

やはり使う人や環境が変われば物の表情は全く変わるんだなとデザインの一番の面白く難しい部分を感じることのできる入口でした。

      奥へ進むとコンランが幼少期から作ってきたファブリック等から始まり、プロダクトデザイナーとして手掛けた食器や自身が設計をした家具等が時系列で展示されていました。どれもどこかでみたことがあり至る所でレプリカなどが作られているような有名な家具ばかりでした。

さらに奥へ進み後半に差し掛かると、足場で作られた通路でふんわりと仕切られた空間の中にコンランのデザインに対する考えや人生におけるモットー、教訓など数々の言葉が展示されており、到底凡人には理解できないような次元でデザインをしていたのだろうなと実感しました。

展示の最後にはコンランについて書かれたデザイン書やコンラン自身が残したデザインの入門書などが立ち読み形式で置かれており、のめりこんで読んでしまうようなものばかりでした。

写真ではわかりにくいのですが、多くの本の表紙に深い青が用いられており、気になって調べてみるとコンランブルーと呼ばれているコンランがよく身に着けていたシャツの色を再現した色だそうです。とても素敵な色で、自分の名前が入った色があるなんてかっこいいですよね(笑)最後にグッズ販売が行われていたのですが、青色の意味に魅了され、トート収集家の私はコンランブルーのトートを買ってしまいました(笑)

次回の私の回ブログではトートバックのコレクション紹介でもしてみようかと思います。

まだまだ書きたいことはたくさんありますが、長くなってしまいますので今回はこのあたりで終わりにしておきます。皆さんぜひコンランの手掛けた家具や、コンランブルー、調べてみてください!

 

次回のブログは工務の重松が担当します!おたのしみに!