ORDER HOUSE in 人吉市 長期優良住宅

現場記録

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さて、2月のまだまだ寒いこの時期に人吉市に自由設計の2階建てのおうちが着工しました。

まずは防蟻処理からスタートします。ターミダンシートを使っていきます。

ターミダンシートとは:基礎や土台周辺に敷いて、シロアリの侵入経路を遮断する役割を果たします。シートの中に有効成分が練り込まれており、シロアリがシートに接触することで駆除・忌避します。殺虫剤を散布せず、より持続的な効果が期待できます✌※標準仕様です。

防蟻処理が終わったら、鉄筋組を行っていきます。

終わったら第1回目の監査を行います。

入念にチェックしていきます!OKが出たら次の工程、コンクリート打設へ移っていきます。

養生期間を終えたらアンカーボルト設置にうつっていきます。

アンカーボルトとは基礎と土台をしっかりと連結して地震や風に対する耐力を確保する重要部材として使われます。

型枠が外れていますが、基礎から出ている金色のものがアンカーボルトです。

お家の基礎が完成しました。

基礎断熱工法(標準仕様)のため、断熱材を敷きこんでいきます。

※基礎断熱とは住宅の基礎部分(コンクリート)に断熱材を施工する工法です。

一般的な「床断熱」が床の下に断熱材を入れるのに対し、基礎断熱では基礎全体(立ち上がりやスラブ)を断熱材で囲い、床下も室内と同じ環境(断熱空間)として扱います

3月26日、ついに上棟作業を行います。

夕焼けの綺麗な中、上棟作業完了しました。桜もちらほら。

屋根の施工、など外回りの工事を進めていきます。

こちらはガルバリウム鋼板の屋根の下地の様子。
モラサンシリーズ(改質ゴムアスファルトルーフィング)を使用しています。アヒルちゃんの絵が特徴のシートです。低温時でも割れにくいのが特徴です👆

サッシを取り付けて、内部は気密測定を行いました。

気密測定:建物にどれだけの隙間があるかを専用の機器で測定し、気密性能を数値化する検査です。これは、住宅の快適性や省エネ性を確保するために重要な工程となります。住宅内の空気を外に排出し、室内外の圧力差を利用して、建物全体の隙間の量を測定します。この結果は「C値(相当隙間面積)」として表され、1㎡あたりの隙間面積(cm²/㎡)を示します。C値が小さいほど、気密性が高いと評価されます。

あめいろ工務店では全棟気密測定を行っています!

さて、結果はどんなでしょうか・・・?

C値:0.48【㎠/㎡】でした👐

引き続き工事の様子にうつります。

木工事絶賛進行中です。上棟したらお施主様と現地にて配線場所の確認を行います。

その後、木繊維の断熱材シュタイコを敷き詰めていきます。

シュタイコ用のシートが出来ました👐

外部は軒天施工、透湿防防水シートの施工にうつります。この黒いシートが防水シートになります。

主な特徴として・・・

◾ 耐久性と耐紫外線性能

→屋外で最大12週間の耐紫外線露出(UV性能)に耐える設計となっています。実は約80年相当の高耐久性能試験に合格しており、長期に渡り防水機能を維持できるとのこと。また耐界面活性剤性能で防蟻薬剤や防腐剤に含まれる界面活性剤による劣化がありません。公的機関による3日間浸漬試験で防水性能に変化なしと確認されています!

より詳しい説明はこちらを👐

軒天もつきました。

こちらは外壁前の監査の様子。防水シートが基準通りに施工されているかなど確認していきます。

階段をかけたり、太陽光設置していきます。

次回の更新もお楽しみに(2025年7月2日現在)